本管

本管:内面補強工法(熱硬化)

本管:内面補強工法(熱硬化)

地下に埋設された下水道管路内で発見された不良箇所に対して、不良箇所に最適な施工機を至近の既設マンホールより投入・移送することで、 短時間で的確かつ効率的に部分補修を行います。
耐久性・耐薬品性能の高いビニルエステル樹脂(エポキシアクリレート)と耐薬品性能の高い耐酸性ガラス繊維および不織布を補強材とした熱硬化補修材を施工機に装着し、 目的の不良箇所に移送します。補修箇所に到達した施工機によって管壁面に補修材を加圧密着させ、内蔵のヒーターで加熱硬化させることにより、高強度のFRP管を形成する工法です。

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本管:内面補強工法(光硬化)

本管:内面補強工法(光硬化)

FRP内面補強工法(光硬化)は、下水道管路に生じた段差、管すれ、ジョイントずれ、クラック等を部分補修する工法です。
この工法は、光硬化性樹脂を用いた補修材(ソフトスリーブ)を専用施工機に装着してからマンホールより補修箇所に移送し、管壁面に加圧密着させます。 そして、施工機に内蔵した紫外線ランプを照射すると、補修材が短時間で硬化するというものです。 補修材料は工場で均一に生産されており、現場での準備作業が簡便なため、極めて効率的、短時間で補修作業が行えます。
補修目的により、標準 (Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・更生管対応一体型) 4種類の材料があります。

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本管:内面補強工法 熱硬化・光硬化の特長

  • 補修する目的により、補修材を選択することができる。
  • ビニルエステル樹脂・耐酸性ガラス繊維の使用により優れた耐食性を有する。耐薬品性・耐ストレインコロージョン性を有する。
  • 外水圧、内水圧に耐える強度を有する。
  • 耐高圧洗浄性は15MPaで剥離・破損が見られない。
  • 耐摩耗性能はJIS A 1452に準拠し、JSWAS K-1「下水道用硬質塩化ビニル管」と同等以上の耐摩耗性を有する。
  • 管きょの流下能力を損なわない。補修材の粗度係数は、下水道用塩ビ管と同等のため既設管流下能力を保持する。
  • 補修材料は、本管更生(50年仕様)と同等以上の高強度で耐久性に優れた材料です。
  • 施工装置はコンパクトで、1箇所あたりの施工時間が短く経済的です。

取付管

取付管:ライニング工法(光硬化)

取付管:ライニング工法(光硬化)

本工法は、損傷した取付管を非開削により更生する工法です。
事前に円筒状の耐酸ガラス繊維織物に光(紫外線)硬化性樹脂(ビニルエステル)を工場含浸し、特殊空気脱泡後遮光フィルムで覆ったFRP取付管ライナー(BBG)が施工会社に届けられます。
施工者はFRP取付管ライナー(BBG)を専用施工機の収納ドラムに装着し、既設ますより取付管内に反転または押し込み挿入します。 ライナー内部に圧縮空気を送って拡径させた状態で、光硬化装置(UV・LEDトレイン)をライナー内部に挿入し、先端部に装着したTVカメラでライナー内部の異常有無を確認後、 UV・LEDランプを点灯させたトレインを本管部側よります側に所定速度でけん引し、ライナーを光硬化させ強固なFRP管を形成する工法です。

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取付管:ライニング工法(光硬化)の特長

  • FRP取付管ライナーは、光(紫外線)照射による硬化工法のため、硬化が早く経済的で既設管きょ内で確実に硬化する。
  • 使用材料は、耐食性に優れたビニルエステル樹脂、耐酸性ガラス繊維を使用していて、耐薬品性能および長期耐ストレインコロージョン性を有する。
  • 補強繊維織物は、既設取付管の曲がり部等に追従性の高い編み方でシワ等の発生が極めて少ない更生材です。
  • FRPライナーは、JSO認証取得している専用工場で厳格な品質管理の元製造され、品質が安定した更生材料です。
  • FRPの取付更生管は、本管更生管(50年対応)と同等以上の耐久性に優れた材料です。
  • 光硬化装置(UV・LEDトレイン)にTVカメラを装備していて、硬化前のライナーの異常の有無を確認できる。
  • UV・LEDトレインに温度センサーが装備されていて、硬化時の温度を自動計測して安全管理をすると共に、記録計により施工硬化管理記録を自動プリントして硬化管理ができる。
  • 施工装置がコンパクトで作業帯が小さく施工できる。

その他

その他: ます更生工/不使用取付管の閉塞工/ストリーム・カメラ調査

ます更生工

その他: ます更生工

ます更生材は、FRP内面補強工法で(公財)日本下水道新技術機構で技術審査証明を取得している材料(BF/BM)で、耐食性、耐久性に優れた高強度更生材で、 インバート部・取付管管口部が一度の施工で一体化するため、浸入水・木根の侵入が確実に防止できます。

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不使用取付管の閉塞工

その他: 不使用取付管の閉塞工

道路陥没の主原因として、約70%が取付管に起因することが、国の調査より判明しています。原因として取付管の老朽化、本管および他の部位との接合部、 不使用取付管等からの浸入水による土砂流入等での陥没と考えられます。
本工法は、取付管の使用・不使用の調査により不使用取付管を非開削により、本管内より取付管内空洞部に充填材を注入して閉塞し、陥没事故を未然に防止する工法です。

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ストリーム・カメラ調査

その他: ストリーム・カメラ調査

本システムは、下水道管路内を前方方向と上部の映像(ウルトラワイド)取得するカメラを取り付けた船体を下水道の流下を利用して調査するシステムです。 従来の自走式の調査では、日進量やコストの面で、膨大に増え続ける調査対象管路に対応が追いつきません。ストリーム・カメラシステムは、 重大な損傷を発見することに視点を置き調査延長を増大させました。また、大口径の調査は潜行目視が主流ですが、 危険ととなり合わせの状態を回避するために開発された下水道管路の調査システムです。

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